フレデリックの文化ガイド(2021/2)

 ″逃げる2月″はあっという間に半分過ぎ、早春の気配。本当の春が待ち遠しい!

*イチオシ・シネマ*

 シネコンの上映作品はほとんど日本映画。米アカデミー賞レースも2カ月延期です。
 そんな中でも、2月19日公開の洋画2本に注目!コロナワールドの「聖なる犯罪者」は、ポーランドの気鋭ヤン・コマサ監督が、偽りの聖職者の実話を撮った衝撃作です。
 イオンシネマ戸畑の「愛と闇の物語」は、イスラエルの作家アモス・オズの自伝の映画化。エルサレム生まれの女優ナタリー・ポートマンが、脚本・監督・主演(アモスの母親)ということで、観てみたい!ついでにイオンで26日公開の「モンテッソーリ子供の家」は、《モンテツソーリ教育》の現場を″観察”したドキュメンタリー映画で興味あり。
 さて、娯楽作が多い日本映画の中から今月のイチオシを。
 佐木隆三の小説「身分帳」にほれ込んだ西川美和監督が、憧れの名優・役所広司を主役に撮った「すばらしき世界」。実在の男をモデルにした社会派問題作はシネプレツクス小倉とTジョイ北九州で公開中。
 最後に小倉昭和館を。1では門司区出身の青山真治監督2本立。新作「空に住む」と三浦春馬主演の「東京公園」( 11年)。2では「82年生まれ、キム・ジヨン」「フェアウェル」

*映画サークル情報*

 2月は「天国でまた会おう」( 17年仏)。原作者のピエール・ルメートルをして「驚きの連続であり私は最高に幸せな小説家」と言わしめました。復讐、父子、友情、反戦のテーマを芸術性高く描き上げたグランド・エンタメ!
18日(木) 14時 戸畑市民会館
21日(日) 10時 小倉昭和館

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