市民とともに到津の森公園(2022/11　vol.38)

ミドリコンゴウインコ

　“樹冠の世界”といって到津の森公園のどの場所かわかる人は少ないのではないでしょうか？でも、園内一大声で鳴く動物「フクロテナガザル」の居る場所といえばわかる人も多いはずです。
　フクロテナガザル舎の向かい側に「アカコンゴウインコ」と「ミドリコンゴウインコ」の鳥舎があります。「アカコンゴウインコ」はペアですが、「ミドリコンゴウインコ」はメスの「サイゾウ」が一羽でした。
　今回、「サイゾウ」の出身地である伊豆シャボテン動物公園からオスの「スイカ」が来園しました。来園から２週間バックヤードで２羽のお見合いを行っていました。
　インコは一度ペアになるとずっと一緒にすごします。寿命も40～50年程といわれているため、相性が良いことを願いお見合いを進めます。今回は、相性が良かったようで11月初めから同居がスタートしました。
　名前に「ミドリ」がついているので、緑色の鳥を想像しますが、翼を広げると鮮やかな青や黄色の羽や、嘴の上の赤も可愛いですよ。
　お隣の赤色・黄色・青色が鮮やかな「アカコンゴウインコ」とは以前から仲良しで、金網越しにお話しする姿が見られるかも？
　これからも、アカとミドリのコンゴウインコ四羽をよろしくお願いします。

ミドリコンゴウインコ（オウム目インコ科）
　サイゾウ　メス　２０　１１年6月10日生まれ
　スイカ　　オス　20年　７月22日生まれ
アカコンゴウインコ（オウム目インコ科）
　アカアカ　メス　12年　６月１日生まれ
　コン　　　オス　97年　５月16日生まれ