フレデリックの文化ガイド(2022/6)

 6月といえば梅雨。21日は夏至。今年も半分が…と嘆く暇はない。待望の小田和正ツアーがスタート!今年の夏はうれし忙し‼

*イチオシ・シネマ*

 今年のカンヌ国際映画祭で話題となった2本がタイミングよく上映されます。ある視点部門特別表彰を受けた早川千絵監督、倍賞千恵子主演の「PLAN75」は小倉シネプレックスで17日から、コンペ部門男優賞をソン・ガンホが獲得した是枝裕和監督の韓国映画「ベイビー・ブローカー」は一部を除くシネコンで24日から。この2本をニオシに!
 小倉昭和館では面白い組合せ二本立てを続々上映中。1号館では米映画「ドリームプラン」「クライ・マッチョ」、2号館では韓国映画「王の願い ハングルの始まり」「マルモイ ことばあつめ」。続いて25日から1号館で「ウエスト・サイド・ストーリー」「シラノ」、2号館で日本の政界を舞台にした「決戦は日曜日」「総理の夫」。お好みに合わせてどうぞ。詳しい内容・時間はHPで。
 最後に、新型コロナで公開が延期されていた「峠 最後のサムライ」が16日からシネコン一斉公開!司馬遼太郎原作、小泉堯史監督、役所広司主演の本格時代劇をぜひ劇場でご覧ください!

*映画サークル情報*

 今月は、19年の韓国映画「夏時間」です。問題を抱えたある一家のひと夏の日々を、11歳の多感な姉の目を通して描きます。日本映画から影響を受けたと語るユン・ダンビ監督の繊細な演出と映像がみどころです。
19日(日)10時 小倉昭和館
20日(月)19時 小倉昭和館22日(水)14時戸畑市民会館  中ホール

 7月は、ムーブフェスタで、20日昼夜2回、仏映画「エール」を上映します。

北九の仲間(2022/6/15 No.13369) へ